資料

ウェザーステーションの運用に必要な準備

気象観測装置からデータを取得し、APRSでWXデータを流すにはいくつかのソフトを連携させる必要がある。
データの流れとしては、

という流れになる。

共通

Internetでレポートする場合

無線パケットでレポートする場合

メモ

APRS WXデータとして吐き出されるファイルフォーマット

このデータは1分更新されている。

例)143/005g013t082r000p000P000b10180h40

111/222g333t444r555p666P777b88888h99

111 ..... 風向(度)
222 ..... 平均風速(マイル/時)
333 ..... 瞬間風速(マイル/時)
444 ..... 温度(度F)
555 ..... 1時間雨量(インチ)
666 ..... 24時間雨量(インチ)
777 ..... 深夜からの雨量(インチ)
88888 ... 気圧(ヘクトパスカルの10倍値)
I99 ...... 湿度(%)

単位の換算

[摂氏] = ([華氏] - 32) * 5 / 9
[m/s] = [mile/h] / 3600 * 1609
[mm] = [inch] * 0.254

風向の換算

Perl表現

if(($WIND_DIR >= 0.00) && ($WIND_DIR < 11.25)) {$WIND_DIRJ = '北'; };
if(($WIND_DIR > 11.25) && ($WIND_DIR < 33.75)) {$WIND_DIRJ = '北北東'; };
if(($WIND_DIR > 33.75) && ($WIND_DIR < 56.25)) {$WIND_DIRJ = '北東'; };
if(($WIND_DIR > 56.25) && ($WIND_DIR < 78.75)) {$WIND_DIRJ = '東北東'; };
if(($WIND_DIR > 78.75) && ($WIND_DIR < 101.25)) {$WIND_DIRJ = '東'; };
if(($WIND_DIR > 101.25) && ($WIND_DIR < 123.75)) {$WIND_DIRJ = '東南東'; };
if(($WIND_DIR > 123.75) && ($WIND_DIR < 146.25)) {$WIND_DIRJ = '南東'; };
if(($WIND_DIR > 146.25) && ($WIND_DIR < 168.75)) {$WIND_DIRJ = '南南東'; };
if(($WIND_DIR > 168.75) && ($WIND_DIR < 191.25)) {$WIND_DIRJ = '南'; };
if(($WIND_DIR > 191.25) && ($WIND_DIR < 213.75)) {$WIND_DIRJ = '南南西'; };
if(($WIND_DIR > 213.75) && ($WIND_DIR < 236.25)) {$WIND_DIRJ = '南西'; };
if(($WIND_DIR > 236.25) && ($WIND_DIR < 258.75)) {$WIND_DIRJ = '西南西'; };
if(($WIND_DIR > 258.75) && ($WIND_DIR < 281.25)) {$WIND_DIRJ = '西'; };
if(($WIND_DIR > 281.25) && ($WIND_DIR < 303.75)) {$WIND_DIRJ = '西北西'; };
if(($WIND_DIR > 303.75) && ($WIND_DIR < 326.25)) {$WIND_DIRJ = '北西'; };
if(($WIND_DIR > 326.25) && ($WIND_DIR < 348.75)) {$WIND_DIRJ = '北北西'; };
if(($WIND_DIR > 348.75) && ($WIND_DIR <= 360.00)) {$WIND_DIRJ = '北'; };

気圧の校正

気圧は海抜0mでの値で表示する。
観測地点の海抜を求める必要がある。

この設定をしても気象台データより3.4hPa高く表示されていた。
3.4hPa表示を下げるには、海抜が実際よりを34m低いところにあると設定してやる。
39−34=5m(実際は10m単位なので、0か10にする)

気圧はセンサーの誤差、海抜によるオフセットがある。よって、単純に計算した値のみではぴったりにならない。
最寄りの気象台のデータを参照して、実際の気圧に合うように校正する。

有線化

  1. アンテナ(バネみたいなの)を外す
  2. アンテナを外したところに1.5D2Vを接続して引き出す
  3. 1.5D2Vを3C2Vに繋ぐ(ハンダしてテーピング)
  4. 3種のセンサーから来た3本の3C2Vをテレビ用の1:3分配に入れる
  5. 分配から1本の3C2Vでシャックに引き込む
  6. 引き込んだ3C2Vの先端に「75Ωダミーロードにヒゲ」を付ける

設定等

トラブル


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2023-11-27 (月) 23:39:35