使い方のメモ(Thanks よしめめ)
IFWはアナログモデリングシンセなので、アナログシンセの音作りがわかっていればだいたい何とかなります。
その中でわかりにくい部分だけ解説していただきましたので、こちらにまとめました。
各OSCのTRIの文字をクリックするとSIN波やDWGS波形を選択できる。
ひとつ前のOSCのピッチに対してシンクがかかります。
OSC2,3,4がSYNCオンだとまとめてOSC1のピッチに強引に合うのですっごい変調かかる。
OSC1のSYNCはマスターピッチに対してシンクがかかる(はず。実装されてたっけな)。
わかりにくいので各々解説します。
OUT 1 → FILTER1 → FILTER 2 → FILTER 3 → AMP 1
直列。つまり最大-48dbという急峻なカットオフも可能。
※OSCのOUTを2にすると音鳴りません。
※AMP2は使用できません。
OUT 1→FILTER 1 − +−→FILTER 3→AMP 1 OUT 2→FILTER 2 −
2系統の音が並列に出て混ざった音がフィルター3を通ってアンプ1に。
※AMP2は使用できません。
OUT 1 → FILTER 1 → FILTER 3 → AMP 1~ OUT 1 → FILTER 2 −−−−−−→ AMP 2~
アンプまで完全な並列。
フィルター3はボイス1だけ。
オンだとグライドの傾きがノートの差に関わらず一定になる。
例えば
オン:C4→C6はC4→C5の2倍の時間でグライド。
オフ:C4→C6とC4→C5は同じ時間でグライド。
オンだとRATEノブはグライドの最低値。つまりEWIでグライドプレートを触っていなくても常時グライドがかかる。
オフだとRATEノブの値がそのままかかりEWIのグライド情報は無視される。
2〜24段のALL PASS FILTER。すべての周波数を通過させるフィルタだが、周波数ごとに位相が回っている。そのため元の音とミックスした場合に周波数ごとの音量変化が付き、周波数によって強調されたり減衰したりする。
二胡のような弦楽器などの再現に強い反面、音痩せなどの要因にもなるためROUTINGをParallel 2にしてボイス2で補う等の工夫も必要。
所謂マトリクス・モジュレーション。
違うのはSOURCE1とSOURCE2は掛け算(例:ブレスとEG)され、DESTINATIONを動かせる。
普通の使い方するならSOURCE1とDESTINATIONを使えばOK。
SOURCE1は空欄でSOURCE2を設定しても何も動きません。