製品の特徴(メーカー資料より) †
- 1.9〜430MHzまでをオールモードでカバーしたベース・モービル・フィールド全運用形態対応トランシーバー。
- 内蔵タイプの大容量13.2V 4,500mAh ニッケル水素バッテリーにより、20W(430MHz 10W)の送信出力を実現。最大2個内蔵可能。運用時間は1個で約4時間(送信出力20W、SSB運用、送信5/受信5/待ち受け90)。
- 電源を内蔵しても200W×80H×230Dmm(突起物をのぞく)。大型キャリーハンドルで持ち運びもラク。
- DC13.8Vの外部電源端子を背面に用意。そのままモービル機としての運用も。
- ワンタッチ操作で自動的にアンテナのチューニングができるオプションのATAS‐120Aを使用すれば、簡単に7〜430MHzのモービル運用が楽しめます。
- 本体下部の電源トレイに、オプションのスィッチング電源FP-30を内蔵することにより、オールインワンタイプの本格ベースステーションに変身。FP‐30 AC100V〜120V/AC200〜240Vに対応。
- 専用オプションとしてリレー切り換えタイプの高速チューニングアンテナチューナーFC-30を開発。モーター駆動型に比べ消費電力を抑えながら、瞬時にチューニングが可能。
- 高安定温度補償水晶発振器 TCXO-9を実装。
FT-897とFT-897Dの違い †
| FT-897 | FT-897D |
TCXO | 別売り | 標準装備 |
AF DSP | 別売り | 標準装備 |
フロントエンド ルーフィング フィルター | モノポール | 2ポール |
内蔵スピーカー | 標準ヨーク | 大型ヨーク |
DTMFマイク対応 | 要改造 | 標準対応 |
受信改造 †
トップパネルを開け、CPU左側に並んだジャンパーランドの一番手前に付いているチップ抵抗を1個取る。
改造後の受信範囲
- 0.1〜56MHz
- 76〜164MHz
- 420〜470MHz
参考となるWebページ
7と3.5の新バンド対応改造は、FT-857と同じです。
アンテナコネクター †
HF〜50MHzで1個、144/430MHzで1個。共にM型。
サブメニュー(アライメントモード) †
D無しの世代は[A][B][C]の3つを押しながら電源ONで入れたが、D付きの世代ではコマンドが変わったようで設定メニューに入れない。今のところ新しい操作法の情報は見つかっていない。
D付きで設アライメントモードに入る方法がわかったら教えてください。
その他、改造や使いこなしに関するWebページ †