A B | +----------------------------------C | | | | | | | | | | | |平行フィーダー | | | | | | | | E F | | バルン(1:9) | カップラ | |同軸(50Ω) | 送信機
いずれも被服付きワイヤーの場合は短縮率を考慮すること。(約80%)
給電点のインピーダンスは電流腹とはいえ50Ωからかけ離れたハイインピーダンスとなる。
よって、ステップアップ型のバルンを使う。
1:4(巻線比2)または1:9(巻線比3)が一般的。
RIG内蔵のATUではSWR3(17〜150Ω)程度までしか対応していないため使えない。
よって、外付けのATUまたはマニュアルチューナーを用いる。
1:1バルンを使う事も可能だが、インピーダンス比が大きすぎて、VCの耐圧を超えてスパークする場合があるので注意が必要。
(300/7.050)*0.25*0.80=8.51m
(300/7.050)*0.50*0.97=20.64m
整数倍の周波数で使えると言うが、並行フィーダー部(インピーダンス変換部)の動作を考えると、奇数倍でしかうまく調整できない気がする。
たとえば7MHzで作った場合、21MHzでは3倍になってフィーダー部の根元が電流腹、エレメント側が電圧腹になるが、14MHzでは共に電圧腹になってしまう。