EWI-4000s内蔵シンセの音作り

Vyzexでの音作りメモです。

OSC 1、OSC 2

2つのOSCを持っている。
波形は3種類(ノコギリ波、三角波、矩形波)あり、矩形波はDutyを可変できる。
3つの波形は任意のレベルでミックスされて、終段のLEVELで調整されてFILTERブロックへ送られる。

FILTER

2つのフィルターを持っている。
この2つのフィルターはそれぞれ自由に種類(OFF/NOTch/BandPass/HighPass/LowPass)を指定できる。

FILTERの種類

FILTER構成

2つのFILTERは「FILTER-1→FILTER-2」の順で直列に繋がっている。
例えば、FILTER-1をLPに、FILTER-2をHPにするような使い方がある。 1つしか使わない場合は、FILTER-2をOFFに設定する。
LINKというのは、FILTER-1とFILTER-2のパラメータを同じにして、2つのフィルターを並列接続する。
この意味は倍精度になる事。

SELECTの意味

[1] [2] [LINK]の3つのボタンがある。
[1]をセレクトしているときはFILTER-1設定に、[2]をセレクトしているときはFILTER-2の設定になる。
それぞれの調整つまみを呼び出している状態。
[LINK]をセレクトすると、[1]をセレクトしてFILTER-1を設定した内容が内部的にFILTER-2にもコピーされ、2つのフィルターが直列ではなく並列接続される。
FILTERを1つしか使わない場合は倍精度になる[LINK]を使用すると良いだろう。

FREQ

カットオフ周波数を指定する。
ただし、この数字は次のKEY FOLLOWとBREATH CURVEで変化させられる。

KEY FOLLOW

設定値は-12〜0〜+24の範囲。
KEY FOLLOW=0の時は、演奏キーにかかわらずFREQ値は一定に維持される。
0以外に設定した場合は、6C(センターのド)の時にFREQに設定したカットオフ周波数になり、演奏キーに連動してカットオフ周波数が連動する。
例えば+12に設定した場合、1オクターブ上がるとカットオフ値も1:1連動して倍になる。
FILTERをLPに設定していた場合、+12では倍音成分が全てのキーで同じ割合になるが、例えば+6にしておくと、倍音成分が少なめでスタートし、キーが上がるほどLPが開いて(カットオフが上昇し)倍音成分の比率が増えてゆく挙動になる。

BREATH CURVE

息の強さをFREQとKEY FOLOWに影響させるカーブを決める。
0%の場合は1:1連動するが、+にすると弱い息から影響が始まり(対数カーブ)、-にすると強い息を入れて影響が立ち上がる(指数カーブ=ドッカン)傾向になる。

(編集中)


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Last-modified: 2023-11-27 (月) 23:39:34