Custom_Filter_of_Coreserver

CORESERVERのメールサーバでカスタムフィルターを設定する方法

重要な特殊仕様 †

• 受信方法の「○POP/Web、○転送、○両方、○破棄」は「●破棄」を指定する
• エスケープ（\を前置する）が必要な文字は「'」「"」「|」「`」「~」「?」「!」
• フィルターの最終行には「全体に .* が含まれていたら、./ に振り分ける」が必要

CORESERVERのメールフィルター動作 †

• 受信したメールは、フィルター条件の上から順に実行される
• 全てのフィルター処理を通った後、最終行に記述した「全体に .* が含まれていたら、./ に振り分ける」にて、メールフォルダに格納される
• 受信方法を破棄にしないと、フィルターを通っていないメールがメールボックスに格納されてしまう
  すなわち、フィルターを全てパスしたメールは2通同じ物がメールボックスに格納されるようになってしまう

設定例 †

&ref(): File not found: "coreserver_mail_1.jpg" at page "Custom_Filter_of_Coreserver";

&ref(): File not found: "coreserver_mail_2.jpg" at page "Custom_Filter_of_Coreserver";

カスタムフィルターと転送とPOPを同時に使いたい場合 †

カスタムフィルターを使いつつ、POPメールボックスで受信し、同時に他のアドレスに転送したい場合は工夫が必要です。
たとえば、aaa@bwt.jpに来たメールをCORESERVERからPOPで受信しつつ、Gmailに転送もしたい場合です。

• メール受信専用メールアドレスを作っておきます
  たとえば、「recive_only@bwt.jp」
  ローカルのメーラーは、このメールボックスからPOP受信します。
• カスタムフィルターの最終行に、転送したいアドレスを指定する。
  「全体に .* が含まれていたら　recieve_only@bwt.jp に転送する」
  これで、aaa@bwt.jpに来たメールはaaa@bwt.jpのカスタムフィルターを通って、フィルターをパスしたメールはrecieve_only@bwt.jpに転送されます。
• recieve_only@bwt.jpの受信方法「○POP/Web、○転送、○両方、○破棄」は「●両方」にしておきます。
• recieve_only@bwt.jpの転送先にGmailのアドレスを設定します。

これで、aaa@bwt.jpに来たメールはフィルターを通ってrecieve_only@bwt.jpに転送され、coreserverのメールボックスとGmailに転送が同時に行われます。

※ここの説明で使用したメールアドレス（アカウント）は全て架空で存在しません。

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