* 資料 [#pd8ddcb6]
- メーカーサイト~
http://www.oregonscientific.co.uk/
- PC用ソフト「Weather Display wmr100.exe」~
http://www2.oregonscientific.com/assets/software/wmr100.exe
- APRSにおけるWeather Stationの概要~
http://jm7muu.mydns.jp/index.php?plugin=attach&refer=APRS%2FWeatherStation&openfile=WX_Station%28OregonWMR100%29.pdf
- WMR100ユーザのレポートページ~
http://jm7muu.mydns.jp/index.php?WMR100
- WMR100N導入記~
http://sites.google.com/site/shimapubic/weather-station-wo-yaro-u

** ウェザーステーションの運用に必要な準備 [#m78409f4]
気象観測装置からデータを取得し、APRSでWXデータを流すにはいくつかのソフトを連携させる必要がある。~
データの流れとしては、WMR-100NのUSBから表示ソフトにデータを取り込み、このソフトで~
APRSで使える書式のデータを自動書き出しし、APRSクライアントでそのデータを読み込んで、~
Internetまたは電波でAPRS WXフォーマットで送出するという流れになります。
データの流れとしては、
- WMR-100NのUSBから表示ソフトにデータを取り込み、
- このソフトでAPRSで使える書式のデータを自動書き出して、
- APRSクライアントでそのデータを読み込んで、
-Internetまたは電波でAPRS WXフォーマットで送出する

という流れになる。

*** 共通 [#vf6c4ed7]
- 24H稼働可能なPC(Windows2000 SP4以降)~
WindowsMe以前は連続稼働問題があるため。Xp以降推奨。
- UI-View32(APRSクライアントソフト)~
Registration code が必要。~
http://www.suny.jp/Ham/reg.html
- Weather Display(WNR-100NからデータをPCに取り出すソフト)~
http://www2.oregonscientific.com/assets/software/wmr100.exe

*** Internetでレポートする場合 [#jb7e7ae3]
- 24H常時接続インターネット回線~

*** 無線パケットでレポートする場合 [#g4a355f7]
- 144MHz FMトランシーバとアンテナ~
6ピンDATA端子付きが好ましい。~
ハンディ機でも可。
- TNC~
TASCO、KANTRONICS、TNC内蔵RIG(TH-D7、TM-D700、TM-D710等)

* メモ [#oa4edb61]
- 屋外センサ
-- 「風速+風向」+「温度+湿度」+「雨量」
- 屋内ディスプレイ
-- 「気圧」+「温度+湿度」
- 無線周波数は433.92MHz(RFID用)
-- 144.64x3=433.92MHz APRS発砲するとリンク切れする
-- 日本の微弱無線の規定をオーバーしていると思われる
-- 有線化する改造が別冊CQのNo3に掲載されている
-- コンバイナはTV用が流用できるが、電流通過は片方向なので電源供給は併用できない
- 電源は単3×2が使われている
- PCとの接続はUSB(仮想COMポートになる)
- 風力センサの羽が吹っ飛びやすいらしい(旧WMR-100)
- WMR-100Nの純正ソフトはXp以降に対応。Win2Kでは旧型式用のソフト(Weather Display)を使うと動く

* APRS WXデータとして吐き出されるファイルフォーマット [#qaa4dd4d]
このデータは1分更新されている。

例)143/005g013t082r000p000P000b10180h40~
 111/222g333t444r555p666P777b88888h99
 
 111 ..... 風向(度)
 222 ..... 平均風速(マイル/時)
 333 ..... 瞬間風速(マイル/時)
 444 ..... 温度(度F)
 555 ..... 1時間雨量(インチ)
 666 ..... 24時間雨量(インチ)
 777 ..... 深夜からの雨量(インチ)
 88888 ... 気圧(ヘクトパスカルの10倍値)
 I99 ...... 湿度(%)

** 単位の換算 [#r56c231f]
 [摂氏] = ([華氏] - 32) * 5 / 9
 [m/s] = [mile/h] / 3600 * 1609
 [mm] = [inch] * 0.254

** 風向の換算 [#f59aa143]
Perl表現
 if(($WIND_DIR >= 0.00) && ($WIND_DIR < 11.25)) {$WIND_DIRJ = '北'; };
 if(($WIND_DIR > 11.25) && ($WIND_DIR < 33.75)) {$WIND_DIRJ = '北北東'; };
 if(($WIND_DIR > 33.75) && ($WIND_DIR < 56.25)) {$WIND_DIRJ = '北東'; };
 if(($WIND_DIR > 56.25) && ($WIND_DIR < 78.75)) {$WIND_DIRJ = '東北東'; };
 if(($WIND_DIR > 78.75) && ($WIND_DIR < 101.25)) {$WIND_DIRJ = '東'; };
 if(($WIND_DIR > 101.25) && ($WIND_DIR < 123.75)) {$WIND_DIRJ = '東南東'; };
 if(($WIND_DIR > 123.75) && ($WIND_DIR < 146.25)) {$WIND_DIRJ = '南東'; };
 if(($WIND_DIR > 146.25) && ($WIND_DIR < 168.75)) {$WIND_DIRJ = '南南東'; };
 if(($WIND_DIR > 168.75) && ($WIND_DIR < 191.25)) {$WIND_DIRJ = '南'; };
 if(($WIND_DIR > 191.25) && ($WIND_DIR < 213.75)) {$WIND_DIRJ = '南南西'; };
 if(($WIND_DIR > 213.75) && ($WIND_DIR < 236.25)) {$WIND_DIRJ = '南西'; };
 if(($WIND_DIR > 236.25) && ($WIND_DIR < 258.75)) {$WIND_DIRJ = '西南西'; };
 if(($WIND_DIR > 258.75) && ($WIND_DIR < 281.25)) {$WIND_DIRJ = '西'; };
 if(($WIND_DIR > 281.25) && ($WIND_DIR < 303.75)) {$WIND_DIRJ = '西北西'; };
 if(($WIND_DIR > 303.75) && ($WIND_DIR < 326.25)) {$WIND_DIRJ = '北西'; };
 if(($WIND_DIR > 326.25) && ($WIND_DIR < 348.75)) {$WIND_DIRJ = '北北西'; };
 if(($WIND_DIR > 348.75) && ($WIND_DIR <= 360.00)) {$WIND_DIRJ = '北'; };

* 気圧の校正 [#aad027a7]
気圧は海抜0mでの値で表示する。~
観測地点の海抜を求める必要がある。

- 海抜を求めるWebページ(町田市三輪町の例 TOKYO測地系を使う)~
http://api.alpslab.jp/v1/level?appid=guest&p=35/34/29.330,139/30/02.290
- 結果~
海抜29m
-この値に、気圧センサ(ベースユニット)の地上高を加算する~
海抜29m+地上高10m=39m
-この値をベースユニットにセットする~
BARO表示にしてMODE長押しすると標高設定になる。ダイヤルでセットする。

この設定をしても気象台データより3.4hPa高く表示されていた。~
3.4hPa表示を下げるには、海抜が実際よりを34m低いところにあると設定してやる。~
39−34=5m(実際は10m単位なので、0か10にする)

気圧はセンサーの誤差、海抜によるオフセットがある。よって、単純に計算した値のみではぴったりにならない。~
最寄りの気象台のデータを参照して、実際の気圧に合うように校正する。~
- 東京気象台~
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-44132.html?groupCode=30&areaCode=000

* 有線化 [#w61ebbea]

+アンテナ(バネみたいなの)を外す
+アンテナを外したところに1.5D2Vを接続して引き出す
+1.5D2Vを3C2Vに繋ぐ(ハンダしてテーピング)
+3種のセンサーから来た3本の3C2Vをテレビ用の1:3分配に入れる
+分配から1本の3C2Vでシャックに引き込む
+引き込んだ3C2Vの先端に「75Ωダミーロードにヒゲ」を付ける

* 設定等 [#o1e63433]
- センサーとのリンクは自動だが、うまくいかないときは次を試す
++ センサー側の電池を一度抜いて、電池を入れてからリセットする
++ ベースステーション側でSELECTボタンで対象となるセンサを選ぶ
++ ベースステーションの底面にあるSCANボタンを長押しする
- 電波時計機能はOFFにする~
JAではフォーマットが違うので使えない。~
OFFにしておかないと時計を合わせることができなくなる。

* トラブル [#z510a27a]
- 温度湿度センサーのデータが来ない~
電池ボックス接点の接触不良。電池端子+側にあるJ型の出っ張りが電池ボディを押してしまい、電池の+端子が接触子に届かなくなる。J型ガードを削って対策をした。

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