#author("2024-04-04T22:23:01+09:00","default:admin","admin")
#author("2024-04-14T13:27:30+09:00","default:admin","admin")
&size(24){Roland S-1のセットアップ};

#contents

* ウインドシンセをMIDI接続して発音させる [#w3b613c6]
** ウインドシンセ側の設定 [#l6314849]
- ブレス出力をCC#74に設定(多分、EWI-4000sはできません)
- Lock Velocityを100に設定(要調整)
- MIDI CHを1に設定(標準)
** S-1側の設定 [#w29f707b]
- MIDIチャンネルを1に設定
-- [SHIFT]押しながら[MENU](15)を押す
-- [TEMPO/VALUE]つまみを回して[CH]を出す
-- [ENTER](2)を押す
-- [TEMPO/VALUE]つまみを回して[1]に変更する
-- [EXIT](1)を押して抜ける
- バンクを切り替える(空っぽのバンクを編集する形にする)
-- [PATTERN]を押しながら[2]を押す
-- [PATTERN]から指を離して、[1]を押す
-- [EXIT]を押す
-- これで、バンク2のナンバー1が選択されたことになる
- EG(ADSR)を次の通り設定する
-- ATTACKを15前後にして運指したときにパツパツ言わないところに設定する
-- DECAYをMINにする
-- SUSTAINをMAXにする
-- RELEASEをMINにする
- POLIモードをモノホニックにする
-- POLIだとマルチトリガーになるので、レガートに吹きたいときに使いにくいから
-- [SHIFT]を押しながら[POLI]を押す
-- ダイヤルを回してnonoにする
-- [EXIT]を押す
- DELAYのモードをテンポ連動から時間固定に変更する
-- [SHIFT]を押しながら[DELAY](13)を押す
-- 表示がs.Synなのをを確認して[ENTER]を押す
-- ダイヤルを回してOFFにして[EXIT]を押す
-- ダイヤルを回してtineを出して[ENTER]を押す
-- ダイヤルを回して200(200ms)に設定し、[EXIT]を押す
-- ダイヤルを回してFdbKに設定し、[ENTER]を押す
-- ダイヤルを回して63(フィードバック量63/255という意味)に設定して[EXIT]を押す
- REVERBの種類を変える(PLATEに変えたい)
-- [SHIFT]を押しながら[REVERV](14)を押す
-- 表示がtyPEなのを確認して[ENTER]を押す
-- ダイヤルを回して[PLAt]に設定して[EXIT]を押す

* 音色編集 [#pc44a0a4]

** 作った音とかの保存と呼び出し [#k4704ba1]
- &color(red){電源を切ると、最後に保存した状態に戻る};
- 明示的に保存しない限り、今作った音は再現できない
-- もし、保存し忘れで電源OFFしてしまったら、つまみに触れていないなら次の操作をすることでパネルのつまみ状態を現在の設定値としてロードできます
-- [SHIFT]を押しながら[HOLD]を押すと、パネルのつまみ位置を強制ロードできる~
ただし、裏設定([SHIFT]押しながらつまみを回す設定)は不可能
- 保存手順(呼び出されているものに上書き)
-- [SHIFT]を押しながら[WRITE](16)を押す
-- ダイヤルを回して[Ptn]または[ALL]を選択する
-- [ENTER](2)を押す
- パターンの呼び出し
-- [PATTERN]を押しながら[1]〜[4]を押してバンクを指定する
--- バンク[1]はプリセット。あらかじめ16種のパターンが設定されている。上書き可能。
--- バンク[2]〜[4]は空のバンク。通常はここに作ったパターンや音色を保存する
-- [PATTERN]から指を離し、[1]〜[16]を押してナンバーを呼び出す
- リロード(いじった設定をいじる前の呼び出してあるパターンに戻す)
--[SHIFT]と[EXIT]と[POLI]を同時に押す~
シーケンスのみ、サウンドのみのリロードも可能。→MENU内で行う

** PULSEのDUTYを任意の固定値としてDUTYを設定する [#sfcc7931]
- [SHIFT]を押しながら[PWM SRC]を押す
- [TEMPO/VALUE]つまみを回してnAnにする(固定値モード)
- [EXIT]を押す
- [SHIFT]を押しながら[PWM DEPTH]を押す
- [TEMPO/VALUE]つまみを回して0〜255の任意の値にする(127で50%)
- [EXIT]を押す

* その他Tips [#k6f8492e]

** 本体仕様、付属品等 [#m3e0a666]
- 1VCO(SUB OSCアリ)、1VCF、1VCA
- VCO波形(SAW、PULSE、NOISE)
- Li-ion充電池内蔵
- USB-C(充電、MIDI、Audio、Firmware Update)
- MIDI-IN/OUT(3.5mm TRS)
- SYNC-IN/OUT(3.5mm TS)
- AUDIO-IN/OUT(3.5mm TRS STEREO)~
AUDIO-IN(MIX IN/OUTと表示)に入力した音は、S-1シンセの音とミックスされてOUTに出る
- 付属品
-- 本体
-- USB-A/Cケーブル
- 必須な別売り品
-- MIDIケーブル(3.5mmから標準MIDI)
-- 充電器(PC接続やスマホ用でOK)
-- Audioケーブル(3.5mmからフォンx2)


** 3.5mm MIDI [#h5d9ecdf]
&ref(3r5mm_MIDI.png);

** ワイヤレスで使う [#baccc2d8]
ワイヤレスMIDIシステムのオススメ
- S-1側
-- その1
--- WiDi Master(https://amzn.to/45fCLqR)
--- 変換ケーブル(https://amzn.to/3DFV7FE)
-- その2
--- WiDi JACK(https://amzn.to/477QqSq)
--- 3.5/3.5ケーブル(https://amzn.to/3KkJoQD)
- PC側
-- WiDi BUD Pro(https://amzn.to/3rYBN3E)~
これを使用することで、PC(Win/Mac)からは普通のMIDIポートに見えます

* 注意点 [#deb0dc12]
- ウインドコントローラ(EWI)から出すブレスのMIDIデータは必要最小限にすること
-- 原則的に1つだけ通常の7bitで送ること(MIDIの帯域があふれるため)
-- いいとこ2つまでにする~
例えばBrethの#02を7bitで、同時にBlightnessの#74を7bitで、この2つまで~
Volumeも動かしたければBreath #2を止める(#2はS-1では受けてくれないので止めてもかまわない)
- ウインドコントローラと音源の相性(接続性)があるため、組み合わせによってそれぞれの設定が変わることは避けられない
-- 例えばS-1だとFilterを動かすためには#74しか受け付けないし、Lock Verocityを指定しないとブレスコントロールができない
-- EWI-5000内蔵音源を使用するときとS-1を使用するときでは設定を変えないとならない(共通化できない)
- 運指でパツパツ言うのはEGGのAttackを調整することで緩和できるが完全に消せない音源も多数ある
- 運指でパツパツ言うのはEGのAttackを調整することで緩和できるが完全に消せない音源も多数ある
-- その時はDelayやReverb、EQなどで目立たないように化粧するしか無い

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